感染性胃腸炎が流行しています。

引用元:浦添市役所

那覇市で感染性胃腸炎の警報が発令中です。
南部保健所管内でも一定点医療機関からの報告数が9.13人(12/5~12/11)⇒14.88人(12/12~12/18)と増加しています。
冬は気温が低下し空気が乾燥するため、ウイルスによる感染症に注意が必要です。⇒「衛生的な手洗いについて」クリック!

◎ノロウイルスとは・・・

毎年冬場に流行する感染性胃腸炎の主な原因であるウイルスです。
・症状:吐き気、激しい嘔吐(おうと)、水様性の下痢、腹痛、発熱は軽度(37~38℃)
・治療:有効な抗ウイルス薬は無く、対症療法が行われる。乳幼児や高齢者は脱水症状を起こしやすいため、水分補給に注意し、医療機関を受診することが大切。

※自身の判断で下痢止め薬を服用しない。無理に下痢や嘔吐を止めるとウイルスが腸管内に溜まり、病気の回復を遅らせることがある。

・感染経路:(1)食品や水を介しての経口感染 (2)吐物、便を介しての接触感染(二次感染)
・予防:十分な手洗い。感染者の便や嘔吐物の適切な処理。調理時の加熱(85℃以上、90秒以上)。

二次感染予防のために、嘔吐物処理について、以下のことにご注意ください。

1.吐物等の拭き取り、汚染された衣類等の片づけの際には、ビニール手袋やマスク等を用いて、直接の接触を防ぐ。
2.吐物等の拭き取りに使用したペーパータオル等や汚染された衣類等は、衛生的に廃棄するか、捨てられないものは塩素系漂白剤または熱湯でつけ置き洗いする。
3.吐物のあった床等は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm:市販の塩素系漂白剤の塩素濃度は5~6%なので250倍に希釈)で浸すように拭き取る。(塩素ガスの発生に注意) ⇒次亜塩素酸ナトリウム作り方のイラスト[JPG:98KB]
4.嘔吐物等を処理した場合は、必ず十分な手洗いとうがいを行う。

参照 :厚生労働省ホームページ ノロウイルスに関するQ&A

お問い合わせ

健康部 こども健康課
住所:〒901-2103 沖縄県浦添市仲間一丁目8番1号(浦添市保健相談センター内)
TEL:098-875-2100(直通)
FAX:098-875-1579